
日本各地で被害を出している、
線状降水帯や台風などの影響による集中豪雨。
被災された方にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
今回は、線状降水帯や台風などの
集中豪雨・大雨による影響で水害が発生したとき、
車はどうしたら良いのか、
事前準備と注意点をご紹介いたします。
先日の投稿の
【水害対策】線状降水帯や台風などの大雨による水害時の事前準備と注意点【人・家版】
の【車版】になります!
水害に備えてしっかりと雨対策を行い、
愛車を守り抜きましょう!
【人・家版】の記事はこちら
【水害対策】線状降水帯や台風などの
大雨による水害時の事前準備と注意点【人・家版】
車の水害対策 事前準備

それでは早速、
車の水害対策です!
特に!
過去に水害にあった地域の方の
参考になればと思います!
車の水害対策① 浸水しそうな場所の把握
車の水害対策の1つ目は、
道路の冠水しそうな場所や家が浸水しそうな場所の把握
をしておくことです!
これも、お住まいの地域のハザードマップで確認しておきましょう。
また、集中豪雨などでの冠水情報は、
国土交通省の道路防災WEBマップから確認が可能です。
大雨の際にどうしても運転しなければならない場合は事前に確認しておきましょう!
道路防災WEBマップには、
冠水想定箇所も載っていますので、
過去に水害に合った地域の方は、
特に事前に確認されていた方が良いと思われます!
車の水害対策② 車の避難
車の水害対策の2つ目は、
冠水が予想される場所から車を避難させておく
ことです!
こちらも浸水や冠水が起きにくいと思われる場所の把握を
ハザードマップなどで事前に確認を行い、
大雨の警報を確認したら移動するようにしましょう!
どうしても移動が難しい場合は苦肉の策ですが、
Amazonなどで『車用浸水対策袋』なども売っていますので、
(※効果があるかはわかりません)
神頼みで、使用していた方が良いかもしれません。
ちなみに商品はこんな感じです。

【特徴】
出典:Amazon 水害対策 車用浸水対策袋 トヨタ プリウスより
🚗 車を守る:自然災害による洪水などで車が浸水した場合、修復が困難です。経済的損失を避けるために、自動車洪水保護パッケージをご検討ください。
🌿 環境に優しい保護:防雨、防塵、防水、紫外線対策など、環境に優しい特徴を備えています。
🛡️ 柔らかなPE素材:ユニバーサル車カバーは柔らかいPE素材で作られ、車体にフィットし、塗装を保護します。
🚙 広範な使用:車やSUVを包み込み、有害な要素から保護します。車や大型家具、設備にも対応可能です。
👩💼 優れたサービス:不明な点があれば、24時間以内に最適な解決策を提供するためにご連絡ください。
車の水害対策③ 脱出用ハンマーの準備
車の水害対策の3つ目は、
脱出用ハンマーの準備です!
運転中に水没し、
脱出しなければならい状態に陥ってしまったときは、
ドアガラスを割って脱出しなければなりません。
※フロントガラスは特殊なフィルムでコーティングされているため、
割るのが難しいので、必ずドアガラスを割りましょう!
ドアガラスを割るには、
脱出用ハンマーがオススメです!
というのも、
JAFさんのユーザーテストで、
『水没時、何を使えば窓が割れるのか?』
という検証を行っており、
『脱出用ハンマーのみドアガラスを割ることができた』
という検証結果でした。
緊急時にドアガラスを確実に割るためには、
脱出用ハンマーをご購入されていた方が良いでしょう。
JAFさんの検証動画はこちら
また、
脱出用ハンマーには大きく分けて2種類あります。
その名の通りのハンマータイプと、
スイッチを押すことでハンマーヘッドが飛び出すポンチタイプです。
女性でも使いやすく、
また、水中でも使いやすいポンチタイプがオススメです。
ハンマータイプとポンチタイプ2つを
Amazonの売れ筋ランキングからご紹介いたします。
■ AutoGo 緊急脱出ハンマー

まずは、
ポンチタイプの脱出用ハンマーです。
AutoGo 緊急脱出ハンマー
【特徴】
ガラスに直接に押し当てて瞬間に巨大な爆発力で粉々に粉砕してくれる便利な車用緊急脱出ハンマー。水中でも使用可能。女性やご年配の方でも簡単に使用可能。ハンマーヘッドは超高硬度740HV合金を使用し、3000回以上の使用実験に耐えうる耐久性あり。シートベルトカッター付き。日本語説明書付き。テスト用ガラス二枚付属。
【値段】¥999(税込)
■ Amazonベーシック レスキューハンマー 緊急脱出用

続いて、
2つ目はハンマータイプです。
Amazonベーシック レスキューハンマー 緊急脱出用
【特徴】
ウィンドウハンマーとシートベルトカッターを備えた2-in-1緊急脱出ツールの 2点セット。車のドアの窓を素早く壊すための硬質タングステン金属ダブルヘッドハンマー。沈む車、横転した車、衝突した車、または燃えた車から脱出できるように設計されています。
【値段】¥1,034(税込)
過去に水害に合われた地域にお住まいの方は、
ポンチタイプやハンマータイプの脱出用ハンマーを、
緊急時にすぐに取り出すことができる場所に固定して、
水害に備えられてみてはいかがでしょうか。
車の水害対策 水害時の注意点

車の水害対策で最も効果的なのは水害を避けることですが、
問答無用に浸水または水没してしまったり、
やむを得ず運転しなければならないこともあると思います。
そんなときのために、
水害時の注意点をご紹介いたします。
水害時の注意点① 冠水した道路を避ける
車の水害時の注意点の1つ目は、
冠水した道路をさけることです。
特に、
河川周辺、用水路周辺、水田周辺の走行は避ける
ようにしましょう。
同じく、
他の道路よりも低くなっている、
線路の下、高架下、地下トンネルなどの
アンダーパスは避けましょう。
高確率で冠水しており、
どのくらいの水位があるかわからないため、
走行は大変危険です。
最悪、車に乗ったまま水没してしまう可能性もあります。
水害時の注意点② やむなく冠水した道路を走行するときは徐行
車の水害時の注意点の2つ目は、
やむなく冠水した道路を走行するときは徐行することです。
理由は以下の3つです。
①車の移動による波が原因で人的被害や窓ガラスの破損、
床下浸水被害の増大が発生した事例が多いので、
これらを防止するため。
②冠水した道路の状況がわからないため。水中の障害物が見えないことや、
車が穴や溝などに落ちてしまう危険性があるため。
③冠水した場所を速度を上げて走ると、エンジンの吸気口まで水位が上がり、
エンジン内部に浸水してしまう危険性があるため。
また、マフラーも同様で浸水してしまうとエンジンが停止するため。
冠水した道路は迂回が基本で、
やむなく走行するときは周囲に配慮したうえで
自身の安全を守るために必ず徐行しましょう!
水害時の注意点③ 水没してしまったときは落ち着いて脱出
車の水害時の注意点の3つ目は、
車に乗ったまま水没してしまったときは、
落ち着いて脱出することです。
前方にエンジンが搭載されている車は、
(※ほとんどの国産車はエンジンが前方に搭載されています)
完全に車内に水が入ってくるまでは後輪が浮いた状態になります。
この状態では人力でドアを開けるのは非常に困難です。
特にミニバンのスライドドアは、
大人の男性でも開けるのが困難なほどです。
車内と外の水位が同じになると、
ドアを開けることも可能のようですが、
それでも腕では厳しいので、
脚で蹴ってドアを開きましょう。
先述の脱出用ハンマーがあれば、
ドアガラスを割って脱出するようにしましょう。
一番大事なことは、
まずは落ち着くことです。
まずは落ち着いて、
脱出するようにしましょう。
『車が水没してしまったときに、
水深何cmまでドアを開けることができるか?』
という検証をJAFさんがされていたので、
こちらの動画とリンクを貼っておきますね!
■セダン偏
■ミニバン偏
JAFさんの実験検証の概要はこちら
水害対策【車版】のまとめ

写真提供:国土交通省九州地方整備局
線状降水帯や台風などの水害時の
事前準備と注意点の要点を以下にまとめます。
車の水害対策 事前準備のまとめ
■ 車の水害対策① 浸水しそうな場所の把握
ハザードマップや道路防災WEBマップで事前確認
■ 車の水害対策② 車の避難
車を立体駐車場の上の方などに停めたり、
ハザードマップや道路防災WEBマップで被害の少なそうな場所に
車をあらかじめ避難させておく
※どうしても無理な場合は車用浸水対策袋などで浸水対策をする
■ 車の水害対策③ 脱出用ハンマーの準備
ハンマータイプとポンチタイプのどちらかを、
車内のすぐ取れる場所に固定しておく
車の水害対策 水害時の注意点のまとめ
■ 水害時の注意点① 冠水した道路を避ける
河川周辺、用水路周辺、水田周辺の走行は控えて、
他の道路よりも低くなっている、
線路の下、高架下、地下トンネルなどの
アンダーパスは避けましょう。
■ 水害時の注意点② やむなく冠水した道路を走行するときは徐行
冠水した道路は迂回が基本で、
やむなく走行するときは周囲に配慮したうえで
自身の安全を守るために必ず徐行しましょう。
■ 水害時の注意点③ 水没してしまったときは落ち着いて脱出
車に乗ったまま水没してしまったときは、
まずは落ち着いて、そのあとに脱出しましょう。
脱出には、ポンチタイプの脱出用ハンマーがオススメです。
水害対策には、
なによりも危険の回避が重要になります。
事前準備と情報収集をしっかりと行い、
命を守りましょう。
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24時間年中無休で承っておりますので、
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