
こんにちは!
イーグルスタイル ロードアシスト事業部です!
今回ご紹介する事例は、
タイヤが固着して走行不能になった搬送事例です。
「昨日まで普通に乗れていたのに、急に車が動かなくなった!」
「パーキングブレーキのランプがチカチカ点滅して解除できない!」
こんな状況になってしまったら、
すごく焦ってしまいますよね。
今回はそんなもしもの時のために、
パーキングブレーキ警告灯が点滅する意味や、
タイヤが動かなくなる原因、
そして、タイヤが固着してしまった時の対処法について
ご紹介していきます!
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
タイヤが動かない!?走行不能によるレッカー搬送の現場

まずは、今回のレッカー搬送が必要になった車両の情報です。
【車両情報】
ご依頼主:福岡県Y様
車 種 :30ヴェルファイア前期
年 式 :H28年
走行距離:17万km
症 状 :左リアタイヤが固着し、
引きずっているような状態で走行不能
「昨日までは普通だったのに、
急に動かなくなった」とのこと。
現場で確認すると、
パーキングブレーキランプが点滅し、
左リアのアルミホイールが
異常に熱を持っていました。
これはブレーキが解除されずに
引きずったまま走行し、
摩擦熱が発生したためと考えられます。
安全に走行できる状態ではないため、
鳥栖IC車検整備工場店まで搬送となりました。
パーキングブレーキ警告灯の「点滅」の意味

通常、パーキングブレーキをかけている時は
赤いランプが「点灯」していますよね。
しかし、これが「点滅」に変わった時は、
車からの緊急サインです。
電動パーキングブレーキ(EPB)の仕組み
30系アルファードやヴェルファイアには、
従来の「手で引く」「足で踏む」タイプではなく、
スイッチ一つで作動する
電動パーキングブレーキ(EPB)が採用されています。
これは、リアのブレーキキャリパーに装着された
「アクチュエータ」という小さなモーターが、
電気の力でピストンを押し出し、
ブレーキをかける仕組みです。
「点滅」はシステムエラーの証拠
警告灯が点滅している場合、
車のコンピューターは以下のような異常を検知しています。
物理的な作動不良
モーターは回ろうとしているが、内部のギアが噛み込んだり固着したりして動かない。
電気的な断線・短絡
モーターへの配線やコネクタに不具合があり、正常に電気が流れていない。
制御コンピューターの異常
システム全体を管理するECU(コンピューター)がエラーを起こしている。
30ヴェルファイアの場合、
特に多いのが「モーター(アクチュエータ)の内部故障」です。
今回の30ヴェルファイアもアクチュエータの故障でした。
車のタイヤが回らなくなる「固着」の主な原因とは?

タイヤがロックして回らなくなる現象を「固着」と言います。
タイヤが固着してしまう原因はいくつかありますので、
可能性の高い原因をまとめてご紹介いたします。
ブレーキ系のトラブル(最も多い原因)
今回のように電動パーキングブレーキ搭載車両において、
最も多いのがこれです。
代表例は以下の3つになります。
アクチュエータ(モーター)の故障
内部のプラスチックギアが破損したり、モーター自体が寿命を迎えたりすることで、ブレーキを「離す」動作ができなくなります。
ブレーキキャリパーのスライドピン固着
ブレーキを動かす可動部が錆びやグリス切れで動かなくなり、パッドをローターに押し付けたまま戻らなくなります。
ピストンの錆び
長期間ブレーキフルードを交換していなかったり、過走行だったりすると、キャリパー内部に錆が発生し、ピストンが戻らなくなります。
駆動・足回り系のトラブル
ブレーキ以外にも、物理的に回転を阻害する要因があります。
以下の2つが代表例です。
ハブベアリングの焼き付き
タイヤの回転軸を支えるベアリングが破損し、摩擦抵抗が増大してロックします。走行中に「ゴーッ」という異音がしていた場合はこの可能性が高いです。
ディファレンシャル(デフ)やミッションの破損
動力を伝えるギア系が内部で粉砕し、物理的に回転を止めてしまうケースです。
長期間放置による「貼り付き」
雨の日や洗車後に、パーキングブレーキをしっかりかけた状態で数日間放置すると、ブレーキパッドとディスクローターの間に錆が発生し、接着剤のようにくっついてしまうことがあります。 この場合、少し強めにアクセルを踏むと「コンッ!」という音とともに外れることが多いですが、無理は禁物です。
走行距離17万kmが意味するもの:パーツの寿命と経年劣化

今回のY様のヴェルファイアは、走行距離が17万kmでした。
一般的に、自動車の部品には「設計上の寿命」があります。
10万kmを超えると、
オルタネーター(発電機)やウォーターポンプ、
そして今回のような電動ブレーキアクチュエータなどの
「動く電装品」の故障リスクが飛躍的に高まります。
特に電動パーキングブレーキは、
エンジンをかけるたび、
あるいは停車するたびに作動するため、
17万km走行しているということは、
数万回もの作動を繰り返してきたことになります。
モーター内部のブラシの摩耗やギアの劣化は避けられません。
「昨日まで大丈夫だった」というのは、
いわば「寿命の最後の一押し」がたまたま今朝来た、
ということになります。
鳥栖IC車検整備工場店での修理内容

イーグルスタイル鳥栖IC車検整備工場店へ搬送後、
30ヴェルファイアのチェックを徹底的に行い、
以下のパーツを交換しました。
【交換したパーツ類】
ブレーキアクチュエータ交換
故障の直接的な原因となったモーターユニットを新品に交換。
ブレーキローター交換
異常発熱による熱歪みが発生していたため。
歪んだまま使うと、ブレーキ時に振動(ジャダー)が出る原因になります。
ブレーキディスクパッド交換
高熱により摩擦材が変質(炭化)し、
本来の制動力を発揮できなくなっていたため、
左右セットで交換しました。
交換後はシステムをリセットし、
スムーズに作動することを確認。
無事にY様のもとへお返しすることができました!
タイヤが固着してしまった時は

「警告灯が点滅してタイヤが重い」
「焦げ臭い匂いがする」
など、万が一、タイヤの固着が起きてしまった場合、
被害を最小限に抑えるために、
以下の3ステップで対応されることをオススメいたします。
①無理にアクセルを踏んで動かそうとしない
「少し動かせば外れるかも」とアクセルを強く踏み込むのは非常に危険です。ブレーキを引きずったまま走ると、数分でブレーキ温度が数百℃に達します。最悪の場合、タイヤやホイールハウス内の樹脂パーツに引火し、車両火災の原因になります。また、ミッションやデフに過度な負担がかかり、修理代が数十万円跳ね上がるリスクもあります。
②すぐに安全な場所に停車し、ロードサービスを呼ぶ
警告灯が点滅したり、車が重いと感じたりしたら、その場ですぐにJAFや加入している任意保険のロードサービス、またはイーグルスタイル ロードアシスト事業部のような専門業者に連絡してください。 積載車であれば、タイヤが回らない状態でも補助器具を使って安全に積み込むことが可能です。
③状況を正確に伝える
電話で連絡する際、以下の情報を伝えると対応がスムーズです。
✅ どのタイヤが動かないか(右後ろ、など)
✅ 警告灯の種類(パーキングブレーキランプが点滅している、など)
✅ 異音や異臭(焦げ臭い匂いなど)の有無
✅ スマートキーの作動状況 など
状況を正確に伝えるために、
こちらの記事もご参考にどうぞ。
車のチェックランプ(警告灯)が点灯したら?
【レッカーを呼ぶべき要注意なチェックランプ】
突然のトラブルの予防方法は「定期点検」

「壊れてからの修理」よりも
「壊れる前のメンテナンス」の方が、
結果的に安く済み、何より安心です。
走行距離が10万kmの大台に乗ったら、
車検以外のタイミングでも
法定12ヶ月点検を受けることをお勧めします。
プロの整備士なら、
アクチュエータの作動音の違和感や、
キャリパーの微かな戻り不良を見逃しません。
また、ブレーキフルードの定期交換も重要です。
「ブレーキ液なんてどれも同じ」と思われがちですが、
劣化して水分を含んだフルードは内部の錆を引き起こします。
2年ごとの車検時には必ず交換しましょう。
車の故障の大半は、
定期なメンテナンスで未然に防ぐことが可能です。
逆に言うと、
こまめに整備することで愛車と長く付き合えます!
■ 走行距離が多い
■ 初年祖登録から年数がかなり経過している
と言ったお車にお乗りの方は、
ぜひ定期点検をご検討ください。
まとめ:愛車のサインを見逃さないで

さて、今回の30ヴェルファイアのタイヤの固着は、
ブレーキアクチュエータの故障が原因でした。
30ヴェルファイア自体は非常に完成度の高い素晴らしい車ですが、
形あるものはいつか壊れます。
特に便利な「電動パーキングブレーキ」は、
故障すると自走不能という大きなトラブルに直結します。
もし、パーキングブレーキランプの点滅を見かけたら、
それは愛車からの「助けて!」というサイン。
また、
「タイヤが回らない」
「警告灯が消えない」
「この音、大丈夫かな?」など、
深刻なトラブルから、ちょっとした不安まで、
お車のことなら何でもお気軽に
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