『ベンツが燃えたから取りに来てほしい』
と、
ご連絡をいただきました!
ロードアシスト事業部へご連絡いただいたのですが、
事故かと思いきや、急に燃え出したようです。
2022年5月25日のリコール
しゃちょーに言われて調べてみると、
2022年5月25日付けでリコールが出ていました!
内容は、
燃料レールとインジェクタに関する対策
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを心からお詫び申し上げるとともに、対策作業の準備が整いましたので、お早めにお近くのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただければ幸甚に存じます。
1.改善措置区分
- 種別 :リコール
- 対策番号:外-3399
2.不具合の内容
エンジンの高圧燃料配管において、組付け時の管理が不適切なため、微細な粒子が燃料レールとインジェクタ間のシールに挟まっているものがある。そのため、使用過程でシールが損傷して燃料漏れが発生し、最悪の場合、漏れ出した燃料が高温部位に滴下することで火災に至るおそれがある。
公式HP『燃料レールとインジェクタに関する対策』より
リコール対象車種は、
■Aクラス/CLA/GLB
■Cクラス/CLS
■Sクラス
■Gクラス/メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
など、計11車種が対象だったとのこと。
しかし、
対象車種は令和元年以降に輸入された車両なので、
これが直接の原因ではなさそうでした。
部品不足でリコールの部品交換が遅れる
同年の2022年1月、
ニュースとして挙げられていたのですが、
『メルセデス・ベンツに発火の恐れ、80万台に影響の可能性』
があるとのこと。
ベンツ本社のあるドイツの新聞が注意喚起していたようです。
ネットニュースによると、
ドイツの自動車メーカーのダイムラーは、80万台のメルセデス・ベンツのオーナーに対し、技術的欠陥により車が発火する可能性があることを警告したが、欠陥を直ちに修理するための部品が不足しているため、代わりに「特に慎重に」運転を行うことを求めている。
Forbes Japan (メルセデス・ベンツに発火の恐れ、80万台に影響の可能性より)
ドイツの大衆紙のビルト(Bild)が1月4日に報じた。
ビルトの記事によるとダイムラーは12月のドライバーに宛てた手紙の中で、この問題が冷却水ポンプの不具合に起因するもので、影響を受ける車両のオーナーは修理を受けるまでの間、「特に慎重に運転を行い、使用を最小限に抑える必要がある」と述べていた。
ロイターの取材に、ダイムラーはその手紙が本物であることを認めたが、影響を受ける車両の台数についてはコメントを控えた。同社は、修理対象の車両のオーナーに対し、最寄りのメルセデス・ベンツのサービスパートナーに連絡をとるよう求めている。
対象となるのは、2017年1月から2021年10月までに生産されたメルセデスのGLE/GLS、Cクラス、Eクラス、Sクラス、Eクラスクーペ/コンバーチブル、GLC、CLS、Gクラスの車両とされている。
修理は早ければ1月中旬に開始される見通しだとビルトは報じている。
ダイムラーの子会社であるメルセデスは、世界で最も人気のある高級自動車メーカーのひとつであり、2020年に172万台の乗用車とトラックを販売していた。ビルトは、パンデミックによる自動車部品の不足と、今回の対応の遅れを関連づけている
コロナ禍真っただ中で
部品が足りないことが原因で対応が遅れていたとのことでした。
今回ご連絡いただいたCLSは、
農道を走っている途中で、
焦げ臭いにおいがしてきて、
すぐに火があがったとのことでした。
しゃちょー曰く、
『おそらくエンジン付近から
燃料またはオイルが漏れ、
引火してしまった可能性がある。』
とのこと。
今回レッカー搬送を行ったCLSも該当車両なので、
ニュースに関連した内容が原因かもしれません。
リコールを確認したらすぐ修理
今回のベンツの炎上は、
一般道で車通りも少ない農道だったので、
すぐに避難できたようです。
しかし、
これが高速道路や都心部といった、
すぐには停車できない場所や車が多い場所だった場合は、
逃げ遅れる場合も十分考えられました。
リコールはよく耳にすると思いますが、
侮ることなかれ!です。
特にエンジン機構周りや動力部分のリコールは、
確認後すぐに修理の手続きを行ってください!
命にかかわることですので!
よろしくお願いいたします!
最新のリコール情報を確認
最新(2023年9月時点)のリコール情報を見ると、
2023年7月27日付けで
『燃料ポンプモジュールに関する対策』
というのが上がっています。
不具合の内容は、
燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、製造が不適切なため燃料によって膨潤して変形するものがある。そのため、インペラがポンプハウジングと接触することで燃料ポンプが作動不良を起こし、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある。
公式HP『燃料ポンプモジュールに関する対策』より
とのこと。
走行中にエンストしてしまう可能性は非常に危険です!
すぐにリコールの手続きを・・・
と、思いきや、
また部品が足りないとのこと。
ロシアの戦争の影響でしょうか。。。
自動車業界の非常に厳しい現状が垣間見えます💦
2022年1月のニュースの内容では、対策として、
『特に慎重に運転を行い、使用を最小限に抑える必要がある』
と報道されていたのですが、
今回もこの方法しかないでしょうね。。。
弊社のユーザー様には、
リコールが完了するまで乗ってもらいたくはないのが本音のところです。
いくら、有事の際はロードアシストがある!とは言え、です。
ちなみに対象車種は、
■ Cクラス CLS
■ Eクラス GLC GLE GLS GT
■ Sクラス SL
■ Gクラス
の合計61車種になります。
対象車種はこちらからご確認いただけます。
(主に令和3年以降に輸入された車両のようです)
定期点検で予防
実は、
2022年1月のニュースの内容のリコール情報は、
公式HPを見ても現在では確認がとれませんでした。
リコールになっていない故障で、
発火の恐れがある危険な故障は存在します。
予防策としては定期点検を行い、
しっかりと整備することです!
最後に点検した時期はいつごろでしょうか?
車検のときでしょうか?
安全に運転をおこない、
安心するためにも整備工場で
一度、点検してもらうことをオススメします!
人の健康診断と同じで、
車も健康な状態で乗らないと
今回のケースのように命にかかわります!
イーグルスタイルでも
定期点検を承っておりますので、
ご相談くださいね!
TOYOTA VOXY ZS煌後期の定期点検!
かたやま写真館 片山様
ベンツが燃えた件のギャラリーはこちら
※横にスライドしてご覧ください
追記、
2023年3月16日に
ヤフーニュースにも取り上げられていました!
Cクラスのベンツにお乗りの方はご注意ください!
メルセデス・ベンツCクラス リコール届出
過去5件の火災も エンジンルーム内の配線不具合
火災も発生 Cクラスリコール
メルセデス・ベンツC 200の一部機種が対象
メルセデス・ベンツ日本は、2023年3月15日付で、メルセデス・ベンツCクラス(2019年7月24日~2021年1月10日輸入)計3077台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
ヤフーニュース『メルセデス・ベンツCクラス リコール届出 過去5件の火災も エンジンルーム内の配線不具合』より
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